ドイツ人大学生の失踪事件:和歌山の3つの謎を解明する
ドイツ人大学生の失踪事件:和歌山の3つの謎を解明する
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34キロバイト (5,028 語) – 2024年10月30日 (水) 10:11
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読売テレビ
観光で来日していたドイツ国籍の21歳の男子大学生が和歌山県内を観光した後、母親とやりとりしたのを最後に連絡がとれなくなってから、3週間以上が経過しました。パスポートなどの所持品が和歌山市の河川敷周辺から見つかり、警察が情報提供を呼びかけているものの、今も行方は分かっていません。その足取りを追跡すると、一般的な外国人旅行者とは異なる“不可解”な点が出てきました。
■「日本に旅行に行った後、学校が始まるのに帰国しない」
行方が分からなくなっているのは、ドイツ国籍の大学生・クラウディオ・ヴォルムさん(21)です。
警察によりますと、ヴォルムさんは9月21日に来日し、東京で観光後に和歌山県に入っていましたが、10月10日午前5時ごろ、母親とSNSでやりとりをしたのを最後に連絡がとれなくなりました。
10月16日、ヴォルムさんの知人男性から「ドイツに住む友人の息子が日本に旅行に行ったあと、学校が始まるのに帰国しない」などと警察に相談がありました。その後、パスポートや本人のものとみられる携帯電話が見つかったものの安否は分からず。警察は21日にヴォルムさんの写真を公開して広く情報提供を呼びかけましたが、今も行方不明のままです。
■不可解な点① 帰りの飛行機は予約せずに来日
ヴォルムさんは一人で来日し、和歌山県に来たのは9月30日。なぜ和歌山を訪れたかはわかっていません。
ヴォルムさんが滞在していた和歌山市内の民泊のオーナーによりますと、滞在期間は9月30日から10月10日までの11日間。やりとりは全てメールで行っていましたが異常な点などはなく、チェックアウト後の部屋は整然とし、滞在中に貸し出していたレンタル自転車も退出時には戻っていたということです。
ヴォルムさんが通っていた学校は、10月12日から始まる予定で、この日までには帰ると家族に伝えていましたが、警察によりますと、ドイツまでの帰りの飛行機を予約した記録はなかったということです。
■不可解な点② 民泊に長期滞在後の一晩を多目的トイレで過ごした?
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