沢村賞5年ぶり該当者なし!選考会の裏側とその影響とは
沢村賞5年ぶり該当者なし!選考会の裏側とその影響とは
「選考基準を上げた男」5年ぶり沢村賞“該当者なし”の裏で…3年連続受賞の日本人右腕に再脚光!「偉大さを再確認」 …賞該当者なしという結果になった。 今季は沢村賞の「該当者なし」という結果に、ネット上では、3年連続で沢村賞を受賞した山本由伸(ロサンゼルス・ドジャー… (出典:) |
スポニチアネックス
沢村賞の選考委員会(堀内恒夫委員長)が28日、都内で開かれ、5年ぶり6度目の該当者なしとなった。
午後1時開始予定の沢村賞発表が約45分間もずれ込んだのは、故沢村栄治氏の冠にふさわしい傑出した成績を残した投手が今季は見当たらなかったことの表れだった。
堀内恒夫委員長が厳しい表情で切り出した。
「たくさんの選手(候補者)の名前が出ました。こういう表現がいいかどうか分かりませんが、帯に短しタスキに長し、どちかかが良ければこちらがよくないと非常に難しい選考でした。いろいろな意見が出ましたが、一本化することは難しくできませんでした。ですから今年は該当者なしにさせていただきます」。
委員会内で名前が浮上したのは巨人・菅野、戸郷、ソフトバンク・有原、日本ハム・伊藤、DeNA・東だったという。それでも同賞の選考基準となる7項目中、4項目達成者が1人だけ。あとは3項目クリアがせいぜいだった。堀内委員長は「最後は戸郷、有原両投手だった」と明*。投高打低の時代だからこそ「5項目以上をクリアした」“権威と威厳”にふさわしい投手を選出したかったからこそ、苦渋の決断にいたった。
選考委員を20年以上務めてきた平松政次氏の感想が今回を象徴していた。「これぐらい時間がかかった、難産したというのは記憶にないくらい、そのくらい傑出した投手が出ていないというのか、選べなかった。残念ですが、それくらい選考は難しかった」。
ちなみに現役時代は「カミソリシュート」の異名を持っていた平松氏は35歳ながら、4年ぶりに最多勝のタイトルを獲得した菅野を挙げたが、選考基準のうち、3項目をクリアしたにとどまった。
ちなみに戸郷は4項目、有原と伊藤、東はそれぞれ3項目を満たしていた。
続きは↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad40733182a064d885b45ab98ad26804aca0f4f0